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海外ATMで現金を引き出すときの注意点は?手数料・為替で損しない5つのポイント

海外旅行中、現地で現金が必要になったときに便利なのが海外ATMですが、使い方を間違えると手数料や為替レートで数%以上損をすることがあります。
特に「現地通貨か円かの選択」「ATMごとの手数料」「引き出し回数」は、多くの人が迷いやすいポイントです。
この記事では、海外ATMを使うときに注意すべき5つのポイントを、初心者にも分かりやすく解説します。
1. 「現地通貨」か「円」か聞かれたら、必ず現地通貨を選ぶ
海外ATMで現金を引き出す際、
「現地通貨で引き出しますか?それとも円ですか?」
と聞かれることがあります。
このときは、必ず「現地通貨」を選びましょう。
これは「DCC(Dynamic Currency Conversion)」と呼ばれる仕組みで、円を選ぶとATM側が独自に設定した不利な為替レートが適用されるケースが多くなります。
一見親切そうに見えますが、実際には数%以上レートが悪くなることも珍しくありません。
例えば、同じ金額を引き出しても、現地通貨を選んだ場合と比べて、数百円〜数千円差が出ることもあります。
2.海外ATMの手数料は「日本側+現地側」の二重構造
海外ATMの手数料は、1種類だけではありません。
- 日本のカード会社が設定する海外ATM利用手数料
- 現地ATMが独自に設定している引き出し手数料
この2つが同時にかかることがあります。
国によっては、「1回の引き出しごとに定額手数料」がかかる場合もあり、知らずに使うと想像以上の出費になることもあります。
3. 少額を何度も引き出すと、手数料で損しやすい
現地ATMの手数料が定額制の場合、少額を何度も引き出すのは不利です。
例えば、
- 1回ごとに手数料がかかる国
- 引き出し回数に制限があるカード
では、ある程度まとめて引き出した方が効率的になります。
治安や滞在日数を考慮しつつ、「必要以上に小分けにしない」ことがポイントです。
4. 表示画面は流れで操作せず、内容を必ず確認する
海外ATMでは、
- 英語以外の言語表示
- 分かりにくい表現
- 選択肢が複数ある画面
が突然表示されることがあります。
特に、「Accept」「Continue」などを何となく押してしまうと、意図せず円建て決済(DCC)を選んでしまうことも。少し面倒でも、為替や通貨に関する表示は必ず確認しましょう。
少しでも不安な表示が出た場合は、無理に続行せずにキャンセルをし、別のATMを探すのも一つの選択です。
5. 支払い手段はATMだけに頼らない
海外では、以下のようなトラブルもゼロではありません。
- ATMが使えない
- カードが吸い込まれる
- ネットワーク障害で引き出せない
そのため、
- クレジットカード
- デビットカード
- 少額の現金
を複数組み合わせて持つことが大切です。
海外ATMは便利ですが、「唯一の支払い手段」にしないことが安心につながります。
海外旅行では、ATMはあくまで現金を補う手段のひとつです。
現金・クレジットカード・ATMをどう組み合わせると安心なのかについては、
海外旅行に現金は必要?キャッシュレス時代でも助けになる理由と具体的な場面で詳しく解説しています。
6. まとめ|海外ATMは「正しく使えば」心強い味方
海外ATMは、現地で必要な分だけ現金を用意できる便利な手段です。
しかし、
- 通貨の選択
- 手数料の仕組み
- 引き出し方
を理解していないと、思わぬコストが発生してしまいます。
現地通貨を選ぶ・手数料を意識する・引き出し回数を減らす
この3点を意識するだけでも、無駄な出費はかなり抑えられます。
海外旅行では、支払い方法そのものが「旅費の一部」です。海外ATMは正しく使えば非常に便利ですが、万能ではありません。行き先の支払い事情や、自分の旅行スタイルに合わせて、クレジットカード・現金・ATMをどう組み合わせるかを考えることが大切です。
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